消化器外来からのお知らせ

平成18年8月より勤務している消化器疾患担当の戸泉です。毎週火曜と水曜の午前と金曜の午後、消化器科外来を開設し診療を行なっています。
消化器外来とは、簡単にいえば、お腹に関する症状や病気を診察したり治したりする外来です。主に食道から大腸までの消化管と肝臓、膵臓、胆管などの病気を扱っています
「ムカムカする」「吐き気がする」「胃が痛い、気持ち悪い」「血を吐いた」「お腹がゴロゴロいっている」「便秘や下痢がひどい」「下血する」などの症状がある患者様はこの科にお越し下さい。お話を伺い診察し、薬を処方したり、必要があればしかるべき検査を行ないます。
具体的には、

1 胃バリウム検査、胃カメラ検査(口からも鼻からも出来ます)

胸焼け、胃が重い、胃痛がひどい、胃部不快感、食欲減退などが見られる時に行ないます。

特に胃カメラをお勧めします。観察、診断のみならず、ヘリコバクターピロリ菌のチェック、ポリープや早期癌の内視鏡的治療(ポリープ切除、胃粘膜切除)、食道静脈瘤の治療、出血している潰瘍の止血などが出来る有意義な検査法です。当院では、平成19年4月より鼻から入れる胃カメラ検査(経鼻内視鏡検査といいます)も行っています。胃カメラが初めての方、胃の病気が気になるが口からの胃カメラはつらくてやりたくない方などにおすすめします。

2 腹部エコー(超音波)検査

上腹部が痛い、胆石や膵炎が疑われる、肝障害が見られるような時に行ないます。
エコーは第二の聴診器と言われています。まったく人畜無害で、痛くもかゆくもありません。観察だけでなく、処置や治療が必要な時のガイドや指標にもなります。肝生検、閉塞性黄疸(胆管が詰まった状態)の胆管チューブ挿入などに極めて有用です。何度でも施行可能ですので、病気の経過を観察するにも最適です。

3 注腸検査、大腸ファイバー検査

便の出が悪くなったとか、便が細くなった、よく出血するなどの症状が見られる時に行ないます。
どちらの検査も一長一短ですが、年々大腸ファイバー検査の技術が向上しており、当院ではこちらをおすすめしています。胃カメラと同じメリットがあります。手技的にややむずかしく、多少つらいとか、前処置が面倒とかの欠点がありますし、検査の際に出血や腸穿孔の危険がある事を忘れてはなりません。

4 CT検査、MRI検査

画像検査の中心的役割を担っています。どちらもお腹の臓器をきれいに映しだし、病気の診断に有効です。どちらも苦痛のない楽な検査ですが、CTは被爆の問題が少しありますし、MRIは体内に金属物があると出来ないという欠点があります。

 

当院では、症状に合わせてこれらの検査を行い診断します。薬で治る場合は内服薬を処方し、手術が必要な場合は外科に相談します。

現在の病気治療では、予防と早期発見が大事です。病気にならないようにする事(禁煙、ダイエットなど)、なっても早い内に見つけ(色々な癌検診)、簡単な治療で治すという時代です。たとえ症状がなくても、家族や身内に胃癌、大腸癌がいるという方は1年ないし2年に一回、消化器科を受診して検査を受けて下さい。症状が出てからでは遅い場合もあります。

消化器外来受付 毎週(火) 午前9時から11時   
毎週(水) 午前9時から12時30分
毎週(金) 午後2時から17時15分

消化器科担当医 戸泉

 
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